国土交通省は、八尾空港(大阪府)で訓練をしていた民間の小型機セスナ式172S型の機体後部に擦過痕が見つかった、と21日発表した。着陸時に地面に接触したとみられ、国交省は深刻な事故につながりかねない「重大インシデント」にあたると認定。運輸安全委員会が航空事故調査官2人を指名した。
国交省によると、小型機は民間航空会社「朝日航空」の所有。操縦士ら2人が乗り18日正午ごろ、八尾空港の滑走路で離着陸を繰り返す「タッチアンドゴー」の訓練をしていたという。ついた傷が機体内部まで影響を及ぼすものだったことから、重大インシデントにあたると判断した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル